よく耳にする「金利のグレーゾーン」は貸金業法の改正で撤廃された!

      2016/06/07

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消費者金融をめぐって多重債務者が社会問題化したことから、平成18年12月に、貸金業法は抜本的に改正されました。

主な改正点は、
①貸し過ぎ借り過ぎを防止するために総量規制をしたこと、
②上記金利の引下げ、
③貸金業者に対する規制の強化、

の3点です。

まず、個人の借り過ぎを防ぐために、借入残高が年収の3分の1を超えた場合、新規の借入ができなくなりました。

このため、借入の際、「年収を証明する書類」が必要となります。

また、いわゆる「グレーゾーン」が撤廃されました。

従来、出資法の上限金利と利息制限法の上限金利との間の金利は、利息制限法により無効であっても、処罰の対象となっていませんでした。

これがグレーゾーン金利です。

しかし、出資法の上限金利が20%に引下げられたことにより、貸金業者についてのグレーゾーンがなくなり、利息制限法の上限金利が貸金業法における上限金利となりました。

 

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