無利息原則とはいったい何?

      2016/06/07

murisoku

利息は、金銭を貸したら特段の約束をしなくても支払われるものでしょうか。

この点、民法では、消費貸借契約は、原則、無利息となっています。

そこで、個人の貸主と借主の間で利息について約束をしないかぎり、利息は発生しません。

したがって、利息の取決めをしなかった場合には、利息は支払ってもらえませんし、また払う必要もないのです。

当事者間で利息の取決めをした場合、その利率によります。

なお、利息制限法の制限利息を超える利率の約定をしても、その上回る部分については無効となります。

他方、利率について具体的に決めず、単に利息を付するとの約束をした場合には、法律に規定されている利率によることになります。

民法に定められた法定利率は、年5%です。

 

これに対し、商法では別の取決めがあります。

商法は、会社や商人の取引に関する法律です。

ですから、会社や商人の金銭の貸し借りの場合には、商法に従います。

商法においては、利息がつくのが原則です。

ですから、特段の取決めがなくとも利息の請求ができますし、借りた方は、利息を支払う必要があります。

なお商法の法定金利は6%です。

 

 - 金銭消費貸借に関する知識 ,