金銭消費貸借に関するQ&A ⑨友人に貸したお金の利息は自由でいいか?

      2016/06/07

risoooku

友人から100万円を貸してほしいと頼まれています。

友人は、まとまったお金が入るから1年後に倍にして返す(利息100%)といっています。

契約は自由なので、友人がいうように高い利息を設定してもいいでしょうか。

 

A.利息制限法を超える利息は無効になります。

 

契約は自由が原則ですから、利息についても民法や商法に定められた法定利息にとらわれずに契約当事者間で利率を決めることができます。

ただし、一方で、契約を無制限に自由とすると、立場が弱い人が一方的に不利な契約を押し付けられることになりかねず、法律が、制限を設けている場合があります

金銭消費貸借における利息制限法もその1つです。

これは、お金を借りる立場の人が、その弱みにつけこまれて法外に高い利息を押し付けられないように、法律で、利率に上限を設けたものです。

利息制限法によれば、同法に定める利率を上回る利息は、その利息を超過する部分について無効とするとあります。

あなたの場合、元本が100万円ということですから、年1割5分、すなわち年率15%を超える利息については、超えた部分について無効となるということです。

なお、法外な利息であっても、消費貸借契約自体は無効とはなりません。

友人のいう「倍返し」は、100万円を元本として年率100%の利息ということになりますから、15%を超える85%の部分は無効です。

ですから、友人が返済期になってそんな高い金利は無効だと主張すれば、15%を超える部分の利息を払ってもらうことは出来ません。

また、金融業者でなく個人であっても、年109.5%を超える高金利については、いわゆる出資法で罰則が設けられているので注意して下さい。

 

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