金銭消費貸借に関するQ&A ⑧契約書に印紙を貼らなかった

      2016/06/07

inshi

(例)

契約書には、印紙を貼らなくてはいけないそうですが、私が友人との間で交わした金銭消費貸借契約書には印紙を貼っていません。

契約は無効になってしまうのでしょうか?

 

A.印紙がなくとも契約は無効になりません。

 

印紙は、印紙税法という税法上の義務から貼り付けが義務づけられているものであり、私人間の契約の有効性を左右するものではありません。

したがって、印紙が貼ってなくても契約書は有効であり、あなたと友人の契約の成否には何の影響もありません

印紙税は国税の1つで、印紙税法に定められた所定の文章を作成した場合に納付が義務ずけられています。

納付方法は、印紙税に相当する金額の印紙を課税文章に貼り付けすることによって行います。

金銭消費貸借も、課税対象文書の1つであり、貸し借りの金額によって税額が決められています。

契約の効力に影響がないからといって印紙を貼らないと、税法上の罰則がありますので、注意が必要です。

また、印紙が貼っていない契約書に比べ、印紙が貼ってある契約書の方が、信用度が高いという意味で、後の証拠としての価値は多少なりともあがるといえるかもしれません。

 

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